平成30年度第6回目の「薬学セミナー」を、2月15日午後7時30分より約2時間にわたり、東京大学大学院
薬学系研究科の澤田康文教授によるレクチャーと輔仁薬局発表の2部構成で開催致しました。
この「薬学セミナー」は、輔仁グループに所属する薬剤師を対象に、2ヶ月に1回開催(年6回・偶数月)の
参加型セミナーです。輔仁グループの薬剤師は誰でも参加OKです。
今回のセミナーは、以下の内容で行いました。
1)レクチャーコーナー
① 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネージメント基礎編
② 処方せんチェック、一般調剤、服薬指導のリスクマネージメント応用編
③ ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
④ 研究最新情報
⑤ 薬物相互作用の基礎
2)輔仁薬局発表コーナー
① 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとしたミニミニ事例
② 輔仁薬局リスクマネージメント調査にみる、事例の報告・発表
今回のテーマは「高齢、肝・腎機能低下患者等に対し、適正な処方なのかどうか心配になった、
有害作用が起こった、回避した等の事例」
③ 輔仁薬局ヒヤリとした・ハッとした・ホッとし事例の詳細解析
〈発表者〉輔仁薬局湯布院店 渡邉 哲夫 (2事例)
・授乳中のため、医師が本来の意図より少なめにプレドニンを処方したが、薬剤師の患者への
情報提供により投与量変更
・低体重の高齢者にアベロックス錠400mgが処方。疑義照会したが変更されず。
※詳細解析事例発表者には、認定薬剤師研修単位3単位が付与されます。