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健康処方箋 column

輔仁薬局健康処方せん春に始める「薬と健康」の見直し

春に始める「薬と健康」の見直し

author:輔仁薬局森町店 薬剤師 白井 ヨシ子
published in:大分合同新聞令和8年4月掲載  No.176

四月は新しい生活が始まる季節です。環境の変化に合わせて、ぜひ一度「お薬の整理」と「健康の見直し」をしてみませんか。

まず、ご自宅の薬箱を開けてみてください。市販薬の箱に記載された使用期限を確認してみましょう。ただし開封後に期限が短くなる薬がある点にも注意が必要です。定期的に薬箱の中身を見直し、期限と開封日を確認することで、安心して薬を使うことができます。処分に迷ったときは、購入された薬局にご相談ください。

次に、医療機関から処方されたお薬が余っていないか確認してみましょう。もし残っている薬があれば、薬局に来られる際にそのままお持ちください。残薬の状況を一緒に確認し、整理や調整を行います。「飲み忘れがあることは言いにくい」「迷惑をかけそう」と感じる方も多いのですが、残薬は治療を考えるうえでとても大切な情報です。どうぞ気兼ねなくお持ちください。残薬を確認することで、現在の服薬状況を正確に把握し、無理のない服薬計画に調整できます。残薬の調整は、その日に処方される薬を減らすことだけが目的ではありません。今の治療をより安全に、そして無駄なく続けるための大切な取り組みです。そしてお薬の整理とあわせて、ご自身の体の状態にも目を向けてみましょう。

春は健康診断を受ける良い機会でもあります。自覚症状がなくても、血圧や血糖値、コレステロール等を定期的に確認することで、病気の早期発見や重症化予防につながります。結果を薬局にお持ちいただければ、お薬との関係についてもわかりやすくご説明いたします。

新しい季節の始まりに、「お薬の整理」と「健康の見直し」を習慣にしましょう。小さな見直しが、これからの安心につながります。お薬のことで気になることがありましたら、どうぞお気軽に薬局までお声かけください。

それではお大事に。

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