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輔仁薬局健康処方せん変わる保険証の仕組みとマイナ保険証で守る薬の安全

変わる保険証の仕組みとマイナ保険証で守る薬の安全

author:まごころ調剤薬局古国府店 薬剤師 坪井 俊樹
published in:大分合同新聞令和8年2月掲載  No.175

昨年12月2日に従来の紙の保険証が期限切れとなったことはご存知でしょうか。医療機関を受診する際に何が必要なのか戸惑ってしまう方も多いと思います。何を持って医療機関を受診すればよいのか整理しましょう。

まずマイナンバーカードの健康保険証利用登録をしている場合です。この場合、マイナンバーカードを「マイナ保険証」として利用でき、医療機関のカードリーダーに通すだけで保険資格が確認されます。そして未登録の場合でも、マイナンバーカードを持参していれば医療機関で当日登録が可能です。また莱局でも登録を行うことが可能です。ご希望の方は薬局スタッフにお声がけください。

次にマイナンバーカードを作成していない等で、マイナ保険証を使用しない場合の対応です。この場合、加入している健康保険から送付された資格確認書をお使いください。もしもお手元に届いていない場合は、ご加入の健康保険にご確認ください。

また令和8年3月末までは暫定措置として、紙の保険証のみ持参された場合でも保険給付を受けることはできます。この対応はまもなく終わりますから、紙の保険証しか手元にない方は、至急マイナ保険証または資格確認書を準備しましょう。

そして薬局でもマイナ保険証を出していただけると、他の医療機関や莱局で出されたお薬を薬剤師が確認することができます。お薬手帳への記載漏れの薬や、入院時のお薬情報も把握でき、複数の医療機関にかかっている方ほどメリットは大きくなります。実際に薬剤の重複や飲み合わせの悪いお薬の発見につながった事例が多く報告されています。しかし直近の薬の確認ができない場合もありますので、引き続きお薬手帳の活用をお願いします。より質の高い医療の提供・患者さまの安全につなげるため、マイナ保険証の積極的な利用をお願いいたします。

それではお人事に。

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