スマホやパソコンの明るい画面を見ていて目の疲れを感じる事はありませんか？原因は、画面から発せられる「光」にあります。光を見た時、目の筋肉は外から入る光の量を調節するため、瞳孔を閉じる様に働きます。 一時的なら問題ありませんが、長時間明るい画面を見ていると、ずっと目の筋肉に力を入れている状態になるため、目が疲れます。また、画面を凝視すると、まばたきの回数が減ってしまい、目が乾いた状態になりやすく、目の疲れがさらに悪化します。
解消方法は1時間に１回10分休憩を設けるなど、いくつかありますが、その中で私が普段実行している方法を2つ紹介します。
1つ目は、目頭の内側やや上方のくぼんだ部分にある「睛(せい)明(めい)」というツボを刺激する方法です。目を閉じて右手の親指と人差し指で「睛明」をつまむようにしてください。そして、ゆっくり円を描くように押しながら、ぎゅっと目を閉じてください。眼球を避けて1分間ほどやや内側を上向けに押し続けると、より効果的です。
2つ目は、ホットタオルやホットアイマスクを活用してまぶたの上から目を温める方法です。目の表面が温められると油分の分泌が促進され、油の層が強化されます。油の層が強化されると、目の表面にある水分の蒸発が防げるため、目の乾きが軽減されるので疲れ目が緩和されます。また、温める事でリラックス効果もあるため、特におすすめの方法です。
目の疲れの原因は、目を酷使する事以外に原因があることがあります。長く続く様であれば眼科を受診しましょう。 それではお大事に。